◆ 媚びるのが苦手…それは「自分の心に嘘をつけない」ということ
私はよく、
「媚を売るのが苦手だな」
と思うことがあります。
でも最近、それは違うと気づきました。
本当は、
自分の心に嘘をつくほうが苦手なんだ。
それだけのことなんです。
これはベビーシッターという仕事にも強く影響していて、
私の根っこにある大切な価値観でもあります。
◆ ベビーシッターは「子どもが決められない」仕事
ベビーシッターは、
お母さん・お父さんが「この人にお願いしたい」と感じて選ぶお仕事。
子どもたちは自分で選べません。
それでも…
◆ 子どもの気持ちを大切にするご家庭がある
「この前のシッターさんどうだった?」
「愛先生がいいって言ってたよ!」
そんな風に、
子どもの気持ちを丁寧に聞いてくれるご家庭もたくさんあります。
その瞬間、
私は胸がぎゅっと温かくなるんです。
「こんな素敵なお家があるんだ」
「子どもの気持ちって、ちゃんと届くんだ」
と感動します。
◆ 人と人は“相性”で成り立っている
私はベビーシッターをしていて、
いつもはっきり感じることがあります。
それは、
人と人には相性があるということ。
合わなかったからといって、
その人が悪いわけじゃない。
ただ感覚の違いや、距離感の違い。
それだけのこと。
むしろ、
相性を大切にしてくれるご家庭は、
子どもにとっても安心できる場所になると感じています。
◆ ありのままの私を見つけてくれる人がいる幸せ
そんな中でも、
「こんな私のいいところを見つけてくれる」
「褒めてくれる、認めてくれる」
「家族みんなで笑い合える」
そんな時間に出会うことがあります。
その瞬間、私は心から思います。
**“あぁ、幸せだな”**と。
媚びなくても、背伸びしなくても、
ただ“ありのまま”でいられる関係。
それを見つけてくれたご家庭も、
それを感じてくれる子どもたちも、
本当に宝物です。
◆ 嘘をつかず、相性を大切にする安心のシッター選びを
ベビーシッターを探すとき、
「料金」「距離」「経験年数」などが目につきやすいですが…
本当に大切なのは、
相性・安心感・心の距離です。
あなたやお子さまが、
「この人なら安心して任せられる」
と感じられるかどうか。
それが一番の“成功ポイント”だと私は思っています。
◆ 最後に:心に嘘をつかないでいい場所が、子どもを育てる
媚びないことは悪いことじゃない。
誰かに合わせすぎて心をすり減らす必要もない。
親も、子どもも、シッターも、
嘘をつかず安心できる関係でいられることが
いちばん子どもを大切にできる状態なんだと、
私はベビーシッターとして日々感じています。
これからも私は、
自分の心に嘘をつかない働き方をしていきたい。
そしてそんなご家庭と、子どもたちと、
あたたかい時間を積み重ねていきたいです。

