こんにちは、保育士のこあら先生です🐨🌼
今日は、保育実習のときに私が経験した「戦いごっこ」をめぐるエピソードをご紹介します✨
一見ただの遊びに見える戦いごっこ。でもその中に、子どもたちの心の動きや、実習生としての大切な気づきがたくさん詰まっていました。
⚔️戦いごっこが始まったある日
実習中のある日、男の子たちが元気に「戦いごっこ」を始めました。
「えい!やっつけてやる〜!」
「こっちがヒーロー!絶対に負けないぞ!」
子どもたちは全力で楽しそうに遊んでいました😊✨
でも、ふと敵役の男の子の顔を見ると……
とても悲しそうな表情をしていたのです。
💭悪気がないのに注意してもいいの?
「戦いごっこって、よくある遊びだよね…」
「戦士役の子は、いじめてるつもりなんてない…」
「それなのに注意するのって、正しいのかな?」
私は頭の中でぐるぐると考えながら、
結局そのときは何も言えず、ただ見ているだけになってしまいました。
👩🏫担任の先生に相談してみた
実習が終わってから、担任の先生に思い切って聞いてみました。
こあら先生:「今日の遊び中、気になったことがあって…」
先生はやさしく微笑んで、こう言ってくれました。
「いい質問だね。」
💡先生の言葉にハッとした
先生がゆっくりと話してくれたことは、
私にとって今でも忘れられない大切な言葉です。
「悪気がなくても、相手が嫌がっていたらそれは遊びとして成り立たないよ。」
「“いじめてるつもりはなかった”と言っても、相手の気持ちが置き去りになっていたら、それはやがて“いじめ”に発展してしまう可能性もある。」
「まずは“〇〇くん、ちょっと嫌がってるみたいだよ”って、伝えてあげるのが大切なんだよ。」
私はその言葉に、心がズシンと動かされました。
🌱子どもの心に寄り添う大人でいたい
ふと考えたのです。
「悪気がないから大丈夫」って、誰のための言葉なんだろう?
私たち保育者は、子どもの小さなサインを見逃さないこと、
そして誰かの気持ちを“なかったこと”にしないことが大切なんだと感じました。
📝まとめ:実習生さんに伝えたいこと
✅ よくある遊びでも、一人一人の表情に目を向けてみてね
✅ 「悪気がない」は、正当化の言葉になってしまうこともある
✅ 遊びの中での気づきは、保育者としての成長につながる宝物
こあら先生の保育実習エピソード、
今回はちょっぴり考えさせられる内容でした🌸
「子どもたちが楽しく遊んでいる=全員が楽しい」ではないこともある。
だからこそ、子どもたちの“気持ち”をちゃんと見る目を育てていきたいですね🐨💕